個人事業主は開業の時に融資を受けておいたほうが後々プラスに働く
自営業や個人事業主のつらいところというと、収入が安定していないところです。例えば開業をしてからというもの、代理店から仕事をもらうような仕事だったとして、その代理店が潰れてしまったり業績が不安定になってしまうと、個人事業主に発注する仕事が極端に少なくなってしまいます。そうすると、個人事業主は収入が不安定になってしまい、生活も安定しなくなります。
なのでたいていはひとつのところだけではなく3つ以上に仕事を分散していたりするわけです。そうやって自分たちの安定を図ろうと必至になっているわけですが、もし個人事業主を今後開業するならば銀行からの融資を受けておいた方がいいでしょう。今開業をした後でも遅くはありませんが、融資を受けておくということは後々大きなメリットがあります。
それは安定しない時、調子が悪い時に融資で乗り切る事ができる、ということです。最初から融資を使わないというような態度でいれば、生活が安定しない時に苦しくなります。かといって融資を慌てて使おうと考えた時には、すぐに貸出をしてくれるところは少ないでしょう。銀行は最初は小さく取引をしたいと考えるので、ほしいと思う金額を手にすることも難しいと言えます。
だからこそ開業の時に合わせて融資を受けておくといいわけです。それが個人事業主としての安定につながります。また最近はフリーランスで仕事をしている人も多いのですが、必ずしも仕事が最初から安定している人というのは少ないものです。それならば最初は融資で乗り切るという方法もあるでしょう。たくさん稼げるようになり生活が安定するまでは融資を使うという方法も、個人事業主として生き抜くための一つの方法だと思います。
サラリーマンが嫌だから脱サラするとか、最近だと若い人たちはフリーで働いてノマドをするというような働き方が流行していますが、どうしても安定していないということだけはいつの時代も変わりません。個人事業主としてやっていくためには銀行の融資を受けるという覚悟をつけることも、開業をしてから必要になることの一つなのです。